- fywave
2016年度の振り返り
2016年度中に公開しようと思っていたのに、気づいたら4月になっておりました。。
15年度は査読付き論文なしで終わった一年だったのですが、16年度はこれまでに取り組んできたことを無事に収穫できた一年でした。今年採録された内容としても職場の関係で取り組んだものが3本と、新しいフェーズで成果を出せているのは、うれしく思います。
出張の回数は前年度と変わらなかったですが、内容としては学会や研究会での発表を減らして、JSET SIGを中心とした合宿研究会に多く顔を出した1年でした。前者は研究領域の動向を知ったりや幅広い方にご意見を貰うにはとても良いですが、学期中はやはりじっくりと研究の議論をする時間も無くなっていますので、進行中の研究を進めるには後者の方が良いなぁということを実感しました。
プライベートでは国内の南の方をよく旅した1年でした。今年学会も含めて、大分・熊本・宮崎(鹿児島も離島以外は初)に初めて行きまして、国内でまだ行ったことのない件は「鳥取」だけとなりました。次の教育工学会は島根大学@松江のため、米子空港に降り立てば国内制覇が達成ですので、学会を楽しみにしています(笑)
今年の目標としては、任期もあと2年になったので次の展開を真剣に考えなければなぁと思っています。ともあれ、今年度は引き続き東大の駒場キャンパスにおりますので、お近くにお立ち寄りの際はぜひお声かけください。
書籍
【分担執筆】
・福山佑樹(2017)教科横断型教育・インフォーマル学習.藤本徹・森田裕介(編),『日本教育工学会選書 「ゲームと学習」』,pp.113-133, ミネルバ書房
・福山佑樹(2016) 効果測定の考え方, Ludix lab(編著),『入門 企業内ゲーム研修』, Ludix Lab(電子書籍)
論文
【国内学会 査読あり】
・標葉靖子,江間有沙,福山佑樹(印刷中)科学技術と社会への多角的視点を涵養するためのカードゲーム教材の開発.科学教育研究, 41(2),pp.xxx-xxx.
・福山佑樹,森田裕介,床鍋佳枝 (印刷中) ゲーミフィケーションの要素を取り入れた小学校1年生向け電子教材の実践と評価.日本デジタルゲーム学会論文誌,9(2),pp.xxx-xxx.
・福山佑樹,小原優貴,脇本健弘(2017) アクティブラーニング型授業手法を教員が学ぶための動画教材の制作と評価.日本教育工学会論文誌,40(suppl),pp.165 - 168.
・中澤明子,福山佑樹(2017) アクティブラーニング教室におけるテクニカル・ティーチング・アシスタントの学び.日本教育工学会論文誌,40(suppl),pp.205 - 208.
【依頼論文】
Toru Fujimoto, Katsusuke Shigeta, Yuki Fukuyama(in printing) The Research Trends in Game-based Learning and Open Education. Educational Technology Review, Vol 39, pp.xxx-xxx.
