- fywave
明星大学に異動しました
4年間務めた東京大学を2018年3月で退職し、4月からは明星大学 明星教育センターにて特任准教授として勤務することになりました。
気がつけば東大には修士で3年間、前職で4年間と、早稲田で過ごした学部4年間、博士3年間と同じだけの期間を過ごすことになりました。18歳からの14年間を早稲田7年・東大7年と過ごしたことを考えると、新しい場所に行くのは久しぶりということになり、なんだか感慨深いものがあります。
前職では大学院総合文化研究科・教養学部附属アクティブラーニング部門というところで、主に教養学部で行われるアクティブラーニングの支援を行ってきました。
支援部門ということでなかなか評価されづらいことも多く、歯がゆいことも多少はありましたが、対外的には「東大のアクティブラーニング」を担っているように見えるようで、年間30件程度の見学を始め、講演や取材など貴重な経験をたくさんさせて頂きました。外部から来る皆さまに失望されないように必死にキャッチアップしたことが、「アクティブラーニング」の専門家としての私を育ててくれたのではないかと思います。前職の間、お世話になった皆さまに心より御礼を申し上げます。
新しい職場では前期は「自立と体験1」という、初年次教育科目の運用・教授を中心に、後期は入学前教育や「自立と体験3」というキャリア教育科目を担当することになっています。研究も近年はキャリア教育関係のゲーム開発を中心に進めてきましたので、良いシナジーがあるといいなと思っております。
まだまだ特任ということで、これで「安住の地を見つけた」という訳にはいきませんが、しばらくは任期の事を考えずに諸々に取り組めそうです。(そもそも「安住の地」などない…という主義だったような気もします。)
多摩モノレールの中央大学・明星大学駅という少し奥まったところにある大学ですが、お近くにお立ち寄りの際はぜひお越しください。(今度はなんと初の個室です!)