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オンライン謎解きゲームに参加しました

 大変ご無沙汰しております。2年間勤めていた明星大学を退職し、4月からは関西学院大学にて勤務しております。


 4月に研究で開発していた謎解きゲーム実践を予定していたのですが、新型コロナの影響で流れてしまいました。巷の謎解きゲームはどうなるのかなぁとウォッチしていたら、オンライン化する公演を実施するとのことで、研究のゲームのオンライン化の参考にするべくゴールデンウィーク頃にオンライン謎解きゲームに3つほど参加しました。

 

 スクラップ「エイリアン研究所からの脱出 リモート公演」、メルエ「BOXMERUからの脱出」(ルーム型※1)、よだかのレコード「オルケストラ・マキナの動かない巨人」(ホール型※2)と3団体ほど体験しました。ルーム型の謎解きはZoomの画面で完結できるように工夫されており、(キャスト)とインタラクションを取って進める系統のものがやりやすいという判断なのかなと思いました。実際、紙を使わずに画面上で謎を解くのはかなり難しいので、インタラクション重視にした方が面白くなると思います。


 ホール型は参加していない団体の情報を見ても、事前にキットが郵送されてきて、それを使って通常通りに謎を解く感じが多いようです。数グループに1名ゲームマスター(ファシリテーター)が入り、サポートや正答確認をしてくれます。キット代と郵送費分ちょっと普段よりも参加費は割高になりますが、自分が現地に行く交通費を考えると費用は普段と変わらない印象。紙のキットを画面に写しながら話すのは難しく、詰まった際の情報共有が大変ですが、思ったよりちゃんと出来るなぁという印象でした。


 3つともとても楽しかったのですが、一番良かったのは、遠隔地の友人と気軽に一緒に遊べることですね。私は東京から4月に関西に引っ越してきましたので、GWに帰省できなった代わりに、オンラインで東京の友人と遊べたのが非常に良かったです。今回のことでオンライン謎解きを作るノウハウをためた団体もあると思うので、コロナが収束しても時折開催して欲しいですね。

※1 ルーム型 同時参加人数10人くらいで1部屋に1組だけで行う謎解きゲーム。物理的に部屋に閉じ込められて、そこから出ることを目指すことが多い。部屋の探索などをしたり、物理的な仕掛けを解いたりする要素もある。 ※2 ホール型 イベントホールみたいなところで机を沢山並べてやる謎解きゲーム。同時参加人数は多いと数百名くらいまである。1組の人数はだいたい4人~6人。机の上で解ける謎になるので、紙を使うことが多くルーム型ほど大がかりなギミックはないが、最近はタブレットなどを支給されることもある。




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